プロローグ
毎日毎日、休むことなく私たちを学校や会社へ運んでくれる電車が走る”線路”も、忙しなく自転車や自動車が行き交う”道路”も、「土木」の技術が無いと支えることは出来ない。普段、気にされることのない『当たり前』の風景を創り、支える仕事を続ける田中組。
一般的な土木工事に加え、限られた企業だけが参入できる軌道(鉄道線路)分野で高い評価を受けつつ、公・民ともに建築分野においても輝かしい実績を誇り、社員は土木・建築両方の分野で日々技術を磨き続けている。そんな田中組の技術を次の世代に繋いでいくためにも若手社員の採用は急務。
果たしてグッドニュース社との出会いは、地域社会の安心、安全を守り続ける田中組にとって未来を変えるターニングポイントになるのかー。担当と知恵を出し合う、二人三脚での採用活動がスタートした。
事例概要
課題
私たちの技術を次世代へ繋ぐ、謙虚にして、思いやりと真心を持つ若者とのご縁を切望し、採用サイトへ求人広告を掲載するものの、残念ながらそのような機会が訪れることがなかった。
導入
土木・建築業界に特化しているだけでなく、私たちの歴史や状況を詳しく理解しようとする担当者の方の姿勢に安心し、採用活動をともに進めていこうと決意。dada、CareerMap、indeedと立て続けに新たな方法に取り組んだ。
成果
原稿内容が決め手となり、dodaで1名の採用が決定。CareerMap、indeedの利用から、これまでになかった新たな採用機会が生まれている。
課題
–以前の採用課題を教えてください。
創業以来、先人より受け継いだ「地域のくらしを支える」という仕事をひたむきに続けてきました。線路や道路、上水道といった人々の命にかかわる仕事ですから、強い使命感と責任感をもって日々の業務に取り組むことが求められます。 厳しい仕事であり、決して楽なものではありませんが、相応の仕事に対する誇りや充実感を得られる仕事だと自負しています。
ただ一方で、流行りの仕事、華やかな仕事ではありませんので、そのような職を求める若者には敬遠されがちな仕事なのだろうとも思います。採用サイトへの広告掲載、求人票の提出、学校への訪問など、色々な方法で採用活動にチャレンジしましたが、新卒の応募はなく、中途採用もミスマッチが続く中で、自社に合った採用の方法が見つけられないまま、時間だけが過ぎていくという状況でした。
日々の業務に加え、私たちのもう一つの大切な使命として、災害(台風や地震など)への対応業務があります。このような不測の事態に、平時から備えることも私たちの重要な仕事です。私たちの技術を次世代へ繋ぐ、謙虚にして、思いやりと真心を持つ若者とのご縁を切望するものの、残念ながらそのような機会が訪れることはありませんでした。
導入
–導入の経緯を教えていただけますか?
CareerMapに無料で掲載していたことがきっかけで、グッドニュース社と出会いました。とにかく会社の状況をしっかりとヒアリングしてくださったことを覚えています。これまで会った求人広告の営業さんと比べると、かなり濃い時間だったように思いますね。業界のことを詳しく知ってくれていることも、私たちの状況を最も理解してくれたと感じた理由でした。
「専門学生の新卒採用と合わせて、経験者の中途採用についても私たちと一緒に採用活動を進めていきましょう。」という担当の方の力強い言葉を聞いて契約を決めました。まず最初に、緊急度の高かった事務職の中途採用のためにdodaへ求人広告を掲載。そしてその後に、新卒採用に本腰を入れるためにCareerMapへの協賛、同時に施工管理職の中途採用を多くの求職者へアピールをするためにindeedの活用を決めました。田中組の理念や考え方にマッチした人物を、確実に会社へ迎え入れるための活動をグッドニュース社と一緒にスタートさせました。
成果
–当初の期待値と比べて成果はいかがでしたか?
dodaに求人広告を掲載した結果、とても良い方とのご縁がありました。入社いただいた方に、多くの求人広告の中から当社を選んだ理由を聞いたところ、待遇よりも掲載していた原稿の内容に惹かれて応募してくれたそうです。というのも、前任の社員が結婚を機に寿退社をしたのですが、その社員の言葉を多く引用して原稿を書いていただいたのです。おめでたいことですが、後ろ髪を引かれる退職。だからこそ、前任の方なら田中組の魅力を次に入社してくる人に最大限に伝えられると、グッドニュース社に提案いただいた企画でした。
このように、媒体の選定だけを提案してくれるのではなく、どのようにして自社の魅力を伝えるかを具体的に提案してくれたので、安心して任せることができました。そして、現在利用中のCareerMapとindeedからも応募がありました。これから、沢山の方々に会えることを楽しみにしています。
サービスについて
–当社のサービスやフォローはいかがでしたか?
新卒だけでなく中途採用についても、当社にとってベストな提案をしてくれたことが良い結果につながりました。また、建設という分野に特化している方が担当してくれていることもとても心強いです。
これからも時代の移り変わりとともに、求職者の動き、採用の方法もどんどん変化していくと思います。だからこそ一度成功したやり方を続けていくのではなく、時流にあった採用活動をしていきたいと思っています。グッドニュース社には、そんな採用活動をこれからも一緒に試行錯誤しながら進めていってくれることを期待しています。
editor:範 萌々香