キャリアマップをきっかけに変化した採用手法 〜”受け身”の採用から”攻め”の採用へ〜

ホテル概要

開業:1995年 7月15日

所在地:兵庫県神戸市中央区波止場町5−6

施設概要:

客室 323室
レストラン テラス&ダイニング「ALL FLAGS」 240席
ステーキハウス「オリエンタル」 30席
中国料理「桃花春」 90席
バー「VIEW BAR」 98席
宴会場 10室(50㎡~810㎡)
婚礼施設 マリンホール・アクアホール
ブライダルサロン・美容室・写真室・衣裳室・ブライズルーム
その他 ホテルショップ・公式灯台

 

HP:https://www.kobe-orientalhotel.co.jp/

プロローグ

神戸メリケンパークオリエンタルホテルのはじまりは、さかのぼること1992年。
「海と船に親しめる新しいウォーターフロントの創造」をコンセプトに、ターミナルとしての機能だけでなく、 人々が集まる複合的な施設として、地域の開発、活性化を目的としたホテル建設が進められました。


ホテル開業に向けて進めていた1995年1月17日、阪神淡路大震災が発生。
幸いなことに、ホテルの建物自体は液状化対策や耐震構造を施していたため被害はほとんどなかったものの、ホテル周辺の岸壁は大きく崩れ落ちてかつての風景からは一変しました。
神戸に大きな打撃をもたらした震災により誰もが予定通りの開業を諦めかけましたが、「傷付いた神戸の街にいち早く復興の光を」という強い想いのもと、1995年7月15日に開業することができました。


“日本唯一”のホテル灯台があり、2階には客船が入出港するターミナルを併設している大変珍しいホテルです。
港町らしい神戸ならではの体験はもちろん、世界とつながる港に建つシーサイドホテルならではの贅沢な時間を心ゆくまでご堪能いただけます。

 

事例概要

課題

・専門学生の採用について、専門学校への訪問以外では何をしたら良いのかわからない

コロナ禍での募集ストップにより、専門学校との関係が薄れてしまっていた

導入

・母集団の形成、質の高い/効率の良い採用を目指してキャリアマップを導入

成果

・24卒採用において、キャリアマップ経由から6名の採用に成功!

 

 

 

課題

–以前の採用課題を教えてください。

専門学生の採用に関しては、専門学校に直接訪問して学生応募を集める、という手法を取っていました。

ただ、この手法だと学校側の影響を受けやすく、どうしても受け身になってしまいがちでした。

そのため、母集団を何度も作ることが難しく、一度で集めて採用に繋げなければならなかったため、採用には非常に苦戦をしていました。

学生の動きをなかなか感じることもできていない状況の中で、コロナ禍に入り募集をストップしてしまったことからそれまで繋がりがあった専門学校との関係性が薄れてしまったため、より専門学生の採用が困難になってしまった状況がありました。

元々、専門学生の採用については学校訪問以外では何をしたら良いかわからない状態だったため、リファラル、もしくはナビ系でのラッキーパンチを狙うしかない状況でした。

 

導入

–導入の経緯を教えていただけますか?

専門学生の採用に向けて母集団を形成するとなると兵庫県内の専門学校にアプローチをするしかなく、限られた中で母集団を形成していくことに難しさがありました。

キャリアマップについては以前から無料掲載で利用をしていたのですが、キャリアマップを活用することで兵庫県内の専門学校だけではなく、辻調理師専門学校や辻学園調理・製菓専門学校、大阪調理製菓専門学校などこれまで接点のなかった学校の学生にもアプローチをしていくことができたので、それをきっかけに徐々に母集団を形成するためのチャネルを広げていくことができました。

また採用に向けてどのようにして母集団を作っていくかがポイントとなっていた中で、自分たちの作りたいタイミングで母集団を作っていくことにも難しさがあったのですが、キャリアマップのオファー機能を活用し学生に向けてこちらからアプローチを行うことで自分たちの作りたいタイミングで母集団を形成していくというところにも繋げられる部分がありました。学校に声をかけて集まるのを待つ、のではなく自分たちでオファーを送って集めていく、というこれまでよりも能動的なアクションが取れるようになっていきました。

オファー機能を活用していくことで母集団の形成だけではなく、質の高い採用や効率を重視した採用にも繋げられると思い、24卒採用に向けた協賛プランでの導入を進めていきました。

 

成果

–導入後の成果はいかがでしたか?

23卒での入社が全体で2名だったのですが、24卒では入社が全体で9名、うちキャリアマップ経由では6名の採用に繋げることができました。

運用当初から学生に向けて説明会へ誘引するオファーを送っていたのですがなかなか誘引することができず、誘引自体が弱かったため1dayインターンシップへの参加を含めたオファー内容にしたり、学生のポートフォリオの内容にも触れたり、オファーを送る学生の卒業生が既に働いていることを伝えたり、とオファーの送り方や誘引の仕方などを工夫していくようにしました。

1:1のコミュニケーションを意識して学生にアプローチをするようにしていたのですが、色々と工夫を重ねていく中で徐々に学生からの反応も増えていきました。

オファー送付から誘引して、説明会に参加をしてくれた学生はトータルで30名ほどだったので、オファー機能を活用した母集団の形成は上手くできたのではないかと感じています。

誘引できた学生に関してはLINEの公式アカウントを活用して繋がりを作っているのですが、現在そこで繋がりを作れている学生は100名を超えており、中途採用のための種まきにも活用することができています。

 

 

サービスについて

–当社のサービスやフォローはいかがでしたか?

フォローに関しては、担当の方を選任でおいていただいているので非常に安心感があります。

他社の場合、営業担当の方がフォローまで兼務しているケースが多いので、どうしてもフォローが手薄に感じてしまうことがありますが、そういった心配はありませんね。

担当が分かれているからこそ、色々な情報も細かく聞くことができているのでその点もありがたいです。

アクセス状況など詳しいデータも共有してもらえているので助かっています。

担当してくれているカスタマーサクセスの山根さんとは社外の方の中で一番電話をしていると思います。(笑)

 

機能面では『学校検索』が重宝しています。

訪問する学校を調べたり、リストとして社内に共有することができ、学校検索を使ったことで初めて知ることができた学校もありました。

注目記事の機能も活用して学生に向けた記事を発信しているのですが、原稿だけではなく写真付きで学生に発信できるので他社との差別化が図れていると思います。

学生が事前に見てくれているケースも多く、1dayインターンの告知を行った際にはそこから反応もあったので、学生への広報としてしっかりと機能してくれていると感じています。

ビジュアルで映える写真を載せていると学生からの反応が良かったですね。

あとは、定期的に行っていただいている業界調査のアンケートが非常に参考になっています。

他社で展開されているアンケートもあるのですが、どうしても総合的なものになってしまっているので業界を絞っていただいているアンケート内容は社内でも参考にさせてもらっています。

 

editor:原田 朋弥

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