プロローグ
三井不動産リゾートマネジメント株式会社が運営するHOTEL THE MITSUI KYOTOは、
250年以上に渡って存在した三井総領家の邸宅にあった地に建てられた、
2020年11月開業の京都の五つ星ホテルです。
“私たちは、美しさと豊かさにつつまれた、世界に誇れるホテルブランドを創り上げる” をビジョンに掲げ、グローバル水準となるホテルを目指し、一からのホテルブランド創りを、社員一人ひとりが誇りを持って行っています。
社風を表すなら、”人の三井”。
客室、料理、サービスなど、滞在するゲストへの細やかなおもてなしに対するこだわりはもちろん、HOTEL THE MITSUI KYOTOで働く“人”の魅力は、そこに一歩踏み入れれば、必ず誰もが感じるようなホテルです。
事例概要
課題
中途メインの採用から新卒採用へ
導入
目指す採用、そのための第一歩となった “Careermap”
成果
多くの応募から出来る、私たちが理想とする採用の実現
課題
–以前の採用課題を教えてください。
2020年に開業し、最初は中途採用をメインとして採用活動を行っていました。
開業してから数年だったということや、コロナ禍だったということもあり、当初は採用人数は少なく2、3名だったので、これまでお付き合いのある学校へ訪問をして、学校での説明会から応募をしていただくという流れで採用活動を行っていました。
次第にコロナ禍が落ち着き、ビジネスやお客様、需要も戻ってきた中で、調理人をどう採用していくかを考えた時に、求人は溢れるほどあるが、現実では調理を志望する学生や調理師として働きたい人は減ってきているという状況がありました。
この機会に少し考え方を変えて、
中途採用も継続しつつ、新卒を採用して彼らを育ててゆく方針になりました。
–導入の経緯を教えていただけますか?
新卒採用に注力しようという方針が決まり、世界に誇れるホテルブランドを共に創る仲間として、
より自社に合った人材を迎え入れたいと考えた時に、第一に母集団を形成することが必要でした。
多くの募集を募って、そこからより自社に合った人材を採用することを理想としていました。
その第一歩として活用したのがCareermapでした。
Careermapの何よりの魅力は、写真や文章が豊富に掲載できる点だと感じています。
HOTEL THE MITSUI KYOTOの魅力、さらに弊社で働くスタッフたちの魅力を伝えることができる
発信力が、Careermapにはあると思っています。
また、学校がこのシステムを利用していることも導入の決め手の一つでした。
学生と直接接触する機会を増やし、企業の認知度を高めたかったので、
これからの採用活動になくてはならないものだと感じ、導入を決意しました。
成果
–導入後の成果はいかがでしたか?
現在で2年目の活用になりますが、この2年間、Careermapから本当に多くの応募があり、
大変嬉しく感じています。
ラグジュアリーホテルという観点から、応募のハードルが少し高く伝わることもありました。
しかし、実際に働く社員や会社全体の雰囲気を知ることが出来る動画を、Careermap上に掲載することで、弊社の魅力をより深くアピールできた点が良かったと感じています。
私も採用の経験は長いですが、調理部門の新卒採用は一番難しいと感じます。
調理の志望者は現場に入ってこそ見えてくる、一人ひとりの魅力があるからです。
その見極めの為にも、弊社ではトライアルを実施し、来て頂いた学生に、
本当にここで働きたいという覚悟や自信を持ってもらうことを大切にしています。
このトライアルでは、実際にキッチンに立ち調理をするところから、お客様に料理をご提供するところまで幅広く経験してもらいます。トライアル後の学生は、働くということを身近に感じて、顔つきが
ぐっと変わっていたりもします。
『この環境でこの仲間と働きたい』という思いを持って来ていただくことを、
今後も採用の上で大切にしていきたいと思っています。
サービスについて
–当社のサービスやフォローはいかがでしたか?
専任の担当者が付いてフォローをしっかりと進めていただき、最大限Careermapを活用出来ているので大変満足しています。カスタマーサクセスの山部さんからも、学生の動きや採用市場の動向など、
たくさんの情報を提供して頂いています。
バックアップを十分に頂いているので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今後は関西の学生や学校だけでなく、関東にも繋がりを作り、会社としての認知度向上に努めたいです。事業計画に伴って、より専門卒採用に力を入れていきたいと考えています。
私たちも一企業として、Careermapを通して、飲食業界に入った方の業界離れを防げるように、
そして将来的に飲食という業界を盛り上げられるように、取り組んでいきます。
editor:小林 生